「勉強しよう!」と思って、勉強を始めて、3日後にはやる気がなくなっている。そんな経験ありませんか?
私はよくあります。高校までのテスト勉強が大嫌いで、勉強が苦手でした。
だからこそ、「海外レースが見たいから英語を勉強しなきゃ!」と思えるって不思議だなと思っています。自然とやる気が出てきたことを感じるからもっと不思議なんです。
私の「英語を勉強しなきゃ!」は、「海外レースが見たいから」という部分でブーストがかかっているようです。
勉強のきっかけ
そもそも私が英語を勉強しようと思ったきっかけは、2024年12月に応援しているドライバーが海外レースにも参戦するというニュースがあったからです。
レースの情報も実況も英語で行われる。私は迷うことなく英語を勉強し始めました。本当に単純なスタートでしたが、現時点で勉強のモチベーションは下がる様子はありません!レースがあるから、学びも止まらない(止められない)んですね。
勉強のモチベーション
自分自身の興味・関心があるものや自分が高い意欲を持っていると、勉強のモチベーションってこれほど上がるんだと感じます。学生時代に学習した「内発的動機づけ (intrinsic motivation)」を思い出しました。
対概念である「外発的動機づけ (extrinsic motivation)」は、外的な要因によってモチベーションが上がることを指しますね。高校生までの私にはそんなモチベもなく、遊びまくりの青春時代を過ごしました。脱線しました。
内発的動機づけは主に自律性 (autonomy)、有能感 (competence)、関係性 (relatedness)の3つの心理的欲求が満たされると、モチベーションにつながるなんて言われています。詳細な概念の理解や建付けが気になる方は、下の論文や他の関連図書をお読みくださいませ!
Ryan R. M., Deci E. L. (2000). Self-determination theory and the facilitation of intrinsic motivation, social development, and well-being. Am. Psychol. 55, 68–78. 10.1037/0003-066x.55.1.68
この3つの欲求を「勉強」という文脈から私なりに解釈すると、自ら主体的に学ぼうと考えて勉強をすることで (自律性)、能力が高まっていることを実感でき (有能感)、勉強を活かして他人のために何かをしたいと考えることができると (関係性)、内発的動機づけによるモチベーションが高くなるようです。
この「勉強」のモチベーションに「好きなもの」が掛け合わされると、学びたい気持ちは自然と高くなり、自然と理解できていることが増えていきます。その結果、勉強を活かすことができると知ることで、「好きなもの」にも積極的に関わっていけるようになるのでしょう。
| 「勉強」の文脈で解釈 | 「好きなもの」×「勉強」の文脈で解釈 | |
|---|---|---|
| 自律性 (autonomy) | 自ら学びたいと思って勉強する | 好きなものを理解できるように 学びたいと思って勉強する |
| 有能感 (competence) | 勉強することで 能力の高まりを実感できる | 好きなもののために 意欲的に勉強することで 理解できていることを より実感できる |
| 関係性 (relatedness) | 勉強していることを 他人のために活かすことができる | 勉強していることを 好きなもののために活かせる |
つまり「好きなもの」は、学ぶことのモチベーションをもっと高めてくれるんです!え、最強じゃない?
勉強の成果を活かせる場面
「好きなもの」があると全体的に勉強のやる気が出てくるのは、かなりアピールできたかと思います。
次に私がお伝えしたいのは、勉強の成果を活かす場面もたくさんあるということです。ここからは「モータースポーツ」×「英語」という推し活を楽しんでいる筆者の経験から、勉強の成果を活かせる4つの場面をご紹介していきます。
推しドライバー・チームが英語でSNSを投稿している場面
SNSに投稿された英語の文章をそのまま理解できる!
最近は翻訳ボタンがSNSの投稿についていることが多いですが、翻訳のミスが全くないというわけではありません。特に口語だったり、方言だったりすると翻訳が上手くいかない要因にもなります。たまに訳されない部分があると、おっとっとって思います。もちろん翻訳ツールって便利なので、上手く活用していくことは大事だなと思います。
とはいえ、よく考えてみると、推しのドライバーがかしこまって喋っている姿なんてあまり多くは見ない。そして個人のSNSは「ドライバーらしさ」を感じられるところだから、とにかく推しが書いた文章をそのまま読めるようになりたい!その一心で英語を読む力と語彙力を鍛えています。私は英語で書かれた推しの記事を気まぐれで読んで、読む力を鍛えています。
英語で喋っている動画を字幕なしで理解できる!
SNSに投稿された動画は字幕がないことも多く、Instagramのストーリーでは字幕がついていないことも。それなら英語を聞き取れる耳を育てるしかない!私は英語の動画や音声を聞いて勉強しています。
何より耳を鍛えると、英語を聞き取れたときの瞬間が感動的です。私だけかな?今言ってたことがわかる!ってなると、すっごい成長したように感じるようです。推しの英語が聞き取れたときは本当に嬉しかったです!推しはアメリカの発音に近くて聞きやすい英語です。
たくさん聞くと、聞いた分だけわかるようになるという印象で、勉強しがいがあります。
推しドライバー・チームが海外レースに参戦する場面
英語の実況を聞いて理解できる!
モータースポーツだと、レースの実況配信を英語で見ることになりますよね。長時間のレースを英語実況で観戦するとなると、英語とレースのどちらも理解しなければならず、ハードルが高いんです!早口で、知らないチームの情報もあって、知らないレースのルールがあって、知らないサーキットで、もうパンク寸前。笑
だからこそ、英語での実況配信を聞き取れてレースが見られるようになったら、きっと楽しいですよね!これもまた英語を聞き取れる耳を育てるしかありません。現時点では、英語実況を完璧に聞き取れる日は来るのか?という状態です…。でも日本語実況のレースを見始めた頃だって、用語もルールもわからなくてちんぷんかんぷんだったから、海外レースの勉強をしながら英語実況を聞いていけば、いずれは聞き取れるようになるはず。
とにかくモチベーションが下がらないように、推しのドライバーが出てるレースを中心に見る!
まだ経験としては少ないけれど、実況の言っていることがすぐに理解できたときが楽しい!「あ、ここのことを言っているのか!」の感覚が好き。たまに関係のないことを言っていることもありますが、日本国内のレースでも牛タン串の話をしているタイミングがありましたから。実況は100%聞いていなくてもいいかなって、重要なところを聞き取れるようになることが大事ですね!
英語で応援や感想を伝えられる!
推しのドライバーに送る感想ならば日本語でもいいと思います。でもせっかくならレースが開催された土地の言語で伝えたい!これって私だけかな…?応援や感想を伝えるために、失礼なく気持ちを的確に英語で表現できるようになりたい!
言語はただ勉強をしているよりも、実際に英語を使ってみたときに気づくことが多い気がする。推しにメッセージを英語で書くとなったとき、学校の英語教育で学んだ教科書的な文章では対応できませんでした…。しかも応援や感想を表現する言葉がたくさんあり、言い回しもたくさんあり、予選・決勝の結果によって伝えたいニュアンスも異なります。そのためには英単語の定義だけでなく、ニュアンスもしっかり勉強することが大事ですよね。とりあえず私は場面ごとの言い回しをノートにメモっています。実際に伝えるときにいっつも悩むのと、英語をしっかり書けるようになりたいので!
推しに英語で応援とお祝いメッセージを伝えたとき、緊張したけれど反応をいただけたことが嬉しくて、無事に英語を勉強するモチベーションに繋がっています。推しって偉大ですよね。
チームから発信される情報も英語のまま理解できる!
こちらは翻訳をかければ特に問題ないポイントですが、チームからの情報発信は毎回同じような言葉で説明があるので、英語を勉強していれば自然と文章を読めるようになってきます。安定して勉強の成果が感じられることも大事です!
推しドライバーが海外チームに所属してレースに参戦する場面
チーム全体やチームメイトにも英語で応援や感想を送れる!
海外チームに所属するとなると、チームや一緒に走るチームメイトへのメッセージは英語が一番伝えやすい言語かと思います。推しだけだったら日本語でも問題はないですが、やっぱり推しのシートを用意してくれるチームにも思いを伝えたい!ファンからの応援やお祝いだってほんの少しでもポジティブな影響があるかもしれないから、少しでも優勝に近づけるように応援や感想を伝えたい。そんな気持ちで応援メッセージを送っています。
こちらも上述のとおり、失礼なく気持ちを的確に英語で表現できるようになることが大切ですね。
推しドライバー・チームが国内のレースで活躍している場面
英語で推しの魅力を全世界に発信できる!
正直に言って、あまり英語を活用する機会は多くないと思います。応援や感想は日本語で問題なく、実況も日本語で聞くことができます。それでも英語を学ぶ理由があるとすれば、それはもう英語圏の人に推しの魅力を発信することでしょう。そのためにはとにかく英語を書く力が必要!
アウトプットする力をつけるためには、インプットが必要になってきますよね。引き出しに英語が入っていないと、書くときに取り出せるものがないみたいなイメージです。とはいえ、「英語を書く力を鍛えなきゃ!」と思うと何から手を付けたらいいのか迷ってしまいますよね。
そういうときはモータースポーツのニュース記事を読んで、自分が考えたことを少しずつ書いてみるみたいに、英語を書ける!と思うことを少しずつ増やしていくことで勉強していくのが個人的にはオススメ。よく英語の先生に「新聞読みなさい」って言われてた、語彙と文法と言い回しを覚えるからいいみたい。
あとは文法や言い回しのチェックにはGrammarlyやChatGPTなどのアプリを使用すると、ある程度までは一人での勉強が完結します。他にも、今はどのSNSでも書く機会があるので、そこで書いたことをシェアすることで、勉強仲間を作るのもありです。誰かを傷つけないように気をつけて、実践的に効率的に学びたいですね!
「好きなもの」×「勉強」= モチベ上がって楽しい
私自身のケースを踏まえて、内発的動機づけの概念にまた戻ってみます。
推しを応援するために勉強をする、という自律性 (autonomy)があります。それに加えて、英語を理解できるようになると実感する場面があることで、有能感 (competence)があり、勉強の大きなモチベーションになっていると感じます。そして推しを応援するということ自体が、関係性 (relatedness)にもつながっています。
それはモチベ高くなりますよね。
| 筆者の「好きなもの」×「勉強」 | |
|---|---|
| 自律性 (autonomy) | 推しが書いた文章をそのまま読めるようになりたい 英語の実況配信を理解できるようになりたい 気持ちを的確に英語で表現できるようになりたい |
| 有能感 (competence) | 推しの英語を聞き取れると嬉しい 自然と文章を読めるようになってくる 英語を書ける!と思うことを少しずつ増やしていく |
| 関係性 (relatedness) | 実際に英語を使ってみたときに気づくことが多い 少しでも優勝に近づけるように応援や感想を伝えたい 英語圏の人に推しの魅力を発信 |
しかも推しから反応なんていただいたら、どんどん勉強が捗りますよね。楽しい推し活が、楽しい勉強にもなるのです。素敵。だから「好きなもの」×「勉強」って最強なんです。
ここまで読んでくださった方もぜひ「好きなもの」×「勉強」で楽しい推し活を過ごしてくださいね!


