はじめに:推しが“先生”になってくれる英語学習法
英語の勉強って、続けるのが大変ですよね。でも、「推しの言葉」なら、少し違うかもしれません。
たとえば、応援している選手が海外レースで英語インタビューに答えていたり、SUPER GTの公式チャンネルで海外ドライバーが英語でコメントしていたり。そんなリアルな英語を教材にしてみると、勉強というより応援の延長で自然に英語に触れられます。
この記事では、ファンだからこそできる英語学習法として、「推しドライバーの発言」や「インタビュー動画」を使った学び方を紹介します。
STEP 1:推しの英語を「聞く」──リスニング練習の入口に
まずは、インタビュー動画や公式SNSの投稿を教材にするのがおすすめです。
YouTubeなら:
- 本田技研工業株式会社 (Honda)「RACING THE DREAM エピソード1|プロローグ」
- TOYOTA GAZOO Racing「Story of GR Supra」
のように、字幕付きで英語インタビューが見られるものも多くあります。
学びのポイント
- 聞き取れた単語をノートにメモ
- その単語の意味を自分なりに推測
- 英文字幕や自動生成字幕で確認
これを繰り返すだけでも、「英語を聞く耳」が育ちます。
例文 1
It was a tough race, but we managed to bring it home.
(タフなレースだったけど、なんとか完走できました。)
解説:
“bring it home”は直訳すると「それを家に持ち帰る」ですが、モータースポーツでは「完走する・結果を持ち帰る」という意味の慣用表現です。チーム無線やレース後コメントでもよく使われます。
使用場面:
レース後のコメントやSNS投稿などで、完走を喜ぶ時に使われます。
例:”Great job, guys! We brought it home in P4!”
(みんなナイスジョブ!4位完走だ!)
STEP 2:推しの言葉を「書き取る」──シャドーイングで発音も強化
英語の勉強で大切なのは、「目で覚える」より「耳と口で覚える」こと。
インタビュー動画を使って、推しの英語を書き取り(ディクテーション)してみましょう。
実践法
- 10〜15秒ほどの短い区間を再生
- 一時停止して、聞こえたまま書く
- 字幕や公式の書き起こしで答え合わせ
慣れてきたら、推しの声に合わせて発音してみる(シャドーイング)も効果的です。
例文 2
We gave it everything we had.
(持てる力をすべて出し切りました。)
解説:
“give it everything”=「全力を尽くす」
モータースポーツで最もよく聞くフレーズのひとつ。
ネイティブは「努力」よりも「出し切った姿勢」を重視するので、”try my best”より自然で力強い表現になります。
使用場面:
レース後、結果はどうであれ全力を出し切った時に。
例:”We gave it everything, but luck wasn’t on our side today.”
(全力は尽くしたけれど、今日は運が味方しなかったね。)
STEP 3:推しの言葉を「使う」──コメントやSNSでアウトプット
リスニング・発音に慣れたら、今度は自分の言葉で英語を使う番です。
推しのSNS投稿に英語でコメントするのは、最高のアウトプット練習になります。
例文コメント
- “You gave it everything today — amazing drive!”
→「今日は本当に全力だったね、すばらしい走りでした!」 - “Such a tough race, but you brought it home. Proud of you!”
→「タフなレースだったけど、完走できて誇りに思う!」
解説:
“Proud of you” はファンの気持ちを伝える定番表現。
“Great job”よりも心からの尊敬や感動を込めたいときに使えます。
STEP 4:自分の学びを「ためる」──“推しノート”を作ろう
推しの発言をメモして、自分の英語ノートにまとめていくと、世界でひとつの「推し英語帳」ができます。
たとえば、以下のように書くのがおすすめです。
| 英語フレーズ | 日本語訳 | 使用場面 | 出典 |
|---|---|---|---|
| bring it home | 完走する | レース後のコメント | IMSA Radio |
| give it everything | 全力を尽くす | レース後 | FIA WEC公式 |
| tough race | 厳しいレース | 決勝後の感想 | SUPER FORMULA公式 |
推しを追いながら自然に英語力が上がる、まさに「好き」が最強のモチベーションです。
まとめ:英語は“推し活”の一部になれる
英語の勉強を「努力」と思うと長続きしませんが、「推しの言葉をもっと理解したい」と思うと、それはもう努力ではなく、楽しみになります。
推しが海外の舞台で英語を使う姿を見て、自分も少しずつ理解できるようになる。その瞬間の嬉しさは、何ものにも代えがたいはずです!
Fans can be learners, too!
(ファンだって、学び手になれる!)


